黙って3年は勤めよ
銀座の日本料理専門の料亭『出井』の社長、出井宏和さんは『食は三代』と題する本のなかで・・・
「職人として一人前になるには、関西料理ですと、洗い場ニ年、焼場ニ年、八寸ニ年、わき鍋ニ年、わき板ニ年といって合計十年かかりますが、細工物が多い関東は更に5年、合計十五年必要だと言われています」
・・・と述べています。
もちろん、これは料理センスの秀でている者が対象で、ただ年数だけこなせばよいというものではありません。
ファースト・フードやチェーン.レストランのようにマニュアルどおり調理すればよいというものなら格別の経験もセンスも不要でしょう。
しかし本格的な職人仕事となると、何であれ一人前になるには相当の歳月が必要になります。
医業また然りです。
医局に籍をおき、医局長の指示に従い、あちらへ勤めこちらに変わらねばならぬ派遣医は別として、開業を志している人が一箇所での勤務期間は3年以下ではないかと思います。
これは経理 転職を目指している人にも言えることです。
この勤務について、私は「黙って3年」を提唱してきました。